昔語り

趣味をリブートする

UNIXがいつか一般ユーザーのところまで降りてくる事を願っていた。 BSDとSystemⅤが競い合っていた時代だ。 386BSDリリースのニュースは、ほぼリアルタイムで知った。 まだバグだらけで、動かすの苦労するという評判だった。 そのうち、特許係争に巻き込まれ…

ノスタルジー

ナイコン族時代、手元にUNIXが動くマシンはなかったが、UNIXに関する記事や書物は豊富にあった。 今となっては当たり前過ぎて定義が曖昧になってしまっているが、ファイルの概念は新鮮で、シンプルな抽象化の美しさに気づかされた。 ソニーのNewsとか、オム…

個人的な理由

コンピュータに興味を持ったのは1979年の冬だった。 きっかけは講談社のブルーバックスから出ていた安田寿明著の「マイ・コンピュータ入門」だった。この本を読んでから、雑誌「トランジスタ技術」誌と「インタフェース」誌を定期購読するようになった。 当…

FreeBSD 再々々々入門

初めてFreeBSDを使おうとしたのは、もう20年くらい前になるかもしれない。 Libretto50というポケットに入るPCにインストールした。インストールは成功したのだが、OEMのWindows以外では、ハイパネーションから復帰する際にシステム領域を破壊してしまう致…