新しい環境の構築

 今使っているノートPCは瀕死に近い状態。指紋認証は作動していないし、HDDはセルフテストでエラーが出ている状態。内部電源の接触にも不具合があるようで、ケーブルに負荷がかかるとピーピー煩い。いずれにしてもWindows7のサポートはあと2年足らずで切れる。ノートPCは買い換えざるを得ないだろう。

 Windows10かMacBookか。Macは使った事がないので使ってみたい気もするが、MacBookはデザイン優先でハードウェアの仕様は貧弱に見える。またMacBook Proも一世代前のCPUであるにもかかわらず、値段だけは一人前で納得できない。

 Windowsの方もCPUの脆弱性への対応に絡んだシステムアップデートでエラー多発中で安心できない。いろいろタイミングが悪い。

 とりあえずやらなくてはならない事を優先順に箇条書きにしておく。

  • ノートPCの購入
  • データ移行
  •  現在使用中のHDD交換

 上記以外に、オプションで考えているのは以下の通り

  • ソフトバンクADSLをNuroに乗り換える
  • 使っていない回線契約を整理し解約する
  • NASもしくはServerを立ち上げる

 ノートPCは今のPC(Thinkpad Edge E420)が低価格に関わらず高パフォーマンスだったので、同じシリーズならThinkpad E480。

 Core i3-7130U プロセッサー (2.70GHz, 3MB)で良いのなら¥59,616-、Core™ i5-7200U プロセッサー (2.50GHz, 3MB)なら¥79,349-。

 E420からは数世代が経過しているので、i3でもSandyBridgeのi5くらいのパフォーマンスは稼げるかもしれない。ただ調べるまで気付かなかったが、E480のCPUは最新の第八世代CPUではなく一世代前。一世代前だから嫌だというほどお子様ではないが、第八世代はコア数が増えているので、現行のi3と一世代前のi5のパフォーマンスを比較してみる必要はある。

 またE420は液晶パネルの品質が悪く、疲れ目が半端なかったので、T480とかX1カーボンに行くという手もある。当時は存在しなかった新しいシリーズもあるようなので、もう少し検討する。

 面白いのは、2017モデルのX1 Carbon。前世代のCPUだが、WiGig dockが使える。インテルがデバイス生産をやめてしまったので、このモデルにしか対応しないが、無線でHDMIやUSBやイーサネットが使える。寝転んでPCを使うスタイルには便利そう。電波の到達距離は10mが目安だが、30cm程度の距離で使う事が推奨されている模様。使い物になるかどうかは、実際使ってみないと判らない。WiGig dockは一緒に買うと¥19,440、個別で買うと¥22,680。WiGigを使う場合は、CPUに制限があり、CPUのアップデートに¥15,120が追加になり、最低購入価格は¥136,663になる。

 インテルが生産をやめてしまったのは、結局到達距離が問題になったのだろう。ストレージを繋いでいて通信が途絶えると、データを失ったりクラッシュの可能性もある。最悪PCをドックの横に置いて、HDMIでテレビに接続、bluetoothのキーボードで操作すれば使えそう。電波の帯域が異なるので大丈夫だとは思うのだが、混信の可能性もある。こればかりはやってみないと判らない。さて3万5千円ほど追加で支払って試してみる価値はあるのか。役に立たなかったというのでは洒落にならない。ディスコンというのもちょっと

 検討しているうちに、今使っているPCがクラッシュしてしまったら目も当てられないのだが、とりあえず、データのバックアップはとってある。