サーバー機、ハードウェアの候補(DeskMini 110/B/BB)

 安くて売れているサーバー用の小型マシンとして、価格.COMに載っていたのが、AsRockのDeskMini 110/B/BB。ベアボーンでCPUソケットはLGA1151。第6第7世代に対応。i5とかi7は必要ないだろう。TDP65Wまで対応。TDP35WだとCPUが高価になってしまうので有り難い。タイプ 2280 M.2 PCIe Gen3 x4 のSSDに対応。2.5'HHD×2収納可能。FreeBSD11ならM.2くらいには対応しているだろう。NAS兼用の据え置きサーバーを狙っているなので、SSDは128GBくらいあれば良い。動作確認してから、HDDを追加する。重要なデータや利用頻度の高いものは内蔵のHDDをRAID1で組み、外付けHDDと冗長性を持たせて保管する。動画とかの嵩張って失っても惜しくないものは、当面は外付けだけで良いだろう。モニターはhdmi端子があるのでテレビにつないでしまえばよい。キーボードは探せばどこかにある。BIOSレベルで安物のBTのキーボードが使えれば一番いい。マウスがないがBTが使えればThinkpadトラックポイント付きキーボードを購入するという手もある。

 小型サーバーだが、第7世代のi7とかを使えば、アプリケーションサーバーにも使えそうだが、低消費電力の遅いマシンを無理させず使った方が破綻は少ないように思う。メモリーは8GBあれば十分。ZFSを考慮すれば16GB欲しいところだが、物理的にそんなに沢山のHDDをつなげない。

 ベアボーンキット:DeskMini 110/B/BB(14,161)

 CPU:Pentium Dual-Core G4560 BOX (6,448)

 S.O.DIM:W4N2400BMS-4G [SODIMM DDR4 PC4-19200 4GB 2枚組] (10,800)

 M.2:WD Green WDS120G2G0B[128GB](6,280)SATA接続だとブートできないので、PCI-Expressでなければならない。

 HDD:東芝 MQ01ABD100 [1TB 9.5mm](4,860×2)

 価格.COMの最安値で計算すると合計で47,409になる。5万円くらいみておけばよいだろう。HDDを後回しにすれば、38,189になり、更にメモリー容量を抑えれば3万台前半になるが、データの堅牢性を最優先するのであれば、ここは一気に完成まで持っていった方がいくべき。外付けのバックアップ用のHDDは後回しでよい。(今使っているバックアップ用のHDDをPC経由でバックアップ用に使うという手もある。)

 

 アマゾンにUbuntuのインストールで問題がなかったとのレビューが複数上がっているので、FreeBSDが駄目ならUbuntuに逃げれば良い。

 ubuntu 16.04では不定期に画面が狂ったように乱れてクラッシュ、GPU関係のエラーというレビューがあるが、同じくubuntu 16.04で運用されているケースもある。

 

 ちなみに、Lenovoの小型デスクトップなら、V520s SFFで¥39,501。CPUとしてはインテル Celeron プロセッサー G3930 (2.90GHz 2MB)、メモリー4GB、500GBのハードディスク、WInodws10が付いてくる。同時購入で一万追加すればモニターがついてくる。CPUをG4560、メモリーを8GB、HDDをM.2 128GB変更すると¥56,133。キーボードが付いてくる。拡張性はある。ハコは大きくなる。微妙。

 ノートの調達は後回しにして、Windows10のデスクトップにデータ移行させ、現行のノートPCの不具合を解消した後に、デスクトップにはFreeBSDとWindows10をデュアルブートできるように再導入し、FreeBSDベースでサーバーに流用する。Windows10環境はせっかくなので非常用に残しておくという方法もある。

 Lenovoの決算セールが3/1迄で、その後の価格はどうなるか判らない。値上げの可能性もあるが、値下げの可能性もある。

 Ryzen人気と新学年、決算、インテルCPUの世代交代で、旧世代のCPU機は買い時なのかもしれないが、焦る必要はない。