あのFreeBSDはどうなった?

 FreeBSD日記のつもりが、Windowsマシン修理日記になってしまっている。

 今あるFreeBSD環境がWindowsにインストールした仮想環境上にあるので、Windowsがクラッシュすると一蓮托生でFreeBSDもクラッシュする。とはいえ、FreeBSDのログも2016年の12月25日で終わっている。

 作業を始めたのは、2016年の9月だから、3ヶ月程度は集中していた事になる。

 最近になって、また少しずつ再開しようと思い始めたのだが、IDとパスワードを思い出す事から始め、ログを読み返している状態。

 2016年末でFreeBSDいじりをやめた理由は、ノートPCによる低温火傷が直接の理由だが、背景にはEmacsLispのプログラミングに集中し過ぎてしまった事にある。それほど長いコードではないのだから、ド素人が変数を使わないコードを目指した結果、妙に複雑なプログラムになってしまった。そのコードからはPostgreSQLへの呼び出しを行っていた。更にEmacsLispで満足しておけばよいものを、Scheme系の言語であるGaucheにも興味を持ち、図書感で本を借りてきたりした。

 集中し過ぎて煮詰まってしまって、その反動として興味が拡散しつつあった。EmacsLispで書いたプログラムは完成したはいえないが、それなりに動作するものにはなった。そこで少し距離を置いて客観的に見直そうとしたのだが、そのまま忘れてしまい最近に至ったというのが現状。

 3ヶ月で覚えた成果は、3ヶ月あれば忘れる。1年以上経ってしまうと、そういえばそんな事もやったなくらいの覚えしかない。

 とりあえず動くだけのFreeBSDのサーバーを立ち上げるだけならそんな難しい事ではない。重要なのは日常的に使う事だ。その目的の為にはテキストとメタデータを管理する為の透明性の高いシステムを構築する事が妥当だと考えた。

 その為にEmacsの使用を最重視し、既存の仕組みとして膨大な機能を誇るOrg-modeの利用を考え、Org-modeに不足している部分を補う為にPostgreSQLの利用を考え、そのインタフェースをEmacsLispで何とかする為にLispに嵌り、今風なLispとしてCommonLispより軽い仕様のSchemeに興味を持ち、EmacsLispとSchemeシンタックスの相違に軽い絶望感を覚えながらも、実用まではいかないが、とりあえず動くメジャーモードもどきをでっちあげた。

 今思えば、3ヶ月間程度の作業としては、ちょっとやり過ぎで、未消化のまま進め過ぎたきらいがある。当時のログを読み返しても、我ながら思い込みの激しい内容が多い。

 当時のログを読み返しながら、今後の方針を決め直す。