VirtualBoxのアップデートとFreeBSD11.1のダウンロード

 前回FreeBSDを試した時は、10.3だったが、既に11がリリースされているので、インストールしておく事にする。

 ついでにVirualBoxもアップデート。VirtualBoxをアップデートする事に意味があるかどうかは判らない。

 

 ハードよりソフトを優先する。ハードはソフトの工夫で解決できなくなってから。

 

 VirtualBoxの現在の最新版は5.2.8。

 アップデート作業は、OracleダウンロードサイトvirtualBox 5.2.8 platform packagesからWindows hostsをクリックしてインストーラーをダウンロードして実行。

 設定はデフォルト。インストーラーの指示通り進める。

 途中、ネットワークをリセットし一時的にネットワークを切断する旨のアラートが出る。

 旧環境に拡張機能パックがインストールされていた場合は、Virtualboxを立ち上げた時、拡張機能パックをダウンロードするかどうか聞いてくるので、yesを返す。その後、拡張機能パックをインストールするか聞いてくる。

 とりあえず、インストーラーにいいなりで、アップグレードは完了する。

 

 見た目は前のバージョンのVirtualBoxと変わったように見えない。唯一、初期解説のページのようなものが追加されて、トンカチを持った小太りのペンギンが表示される。

 旧環境はそのまま引き継がれる。

 旧環境にインストールされていたFreeBSDの動作を確認。

 ヘッドレス起動でRLoginからのアクセスを試す。

 動作が少し速くなっているように感じるが、たぶん気のせい。

 

 Googleサイトに書き込んでいた前々回、前回の作業ログを確認。

 前々回の作業は2012年1月、前回の作業は2016年9月の作業。

 2012年にNETの記事を参考にVirutualBoxとFreeBSDをインストール。この時は仮想環境用のパッケージされたX環境付きのパッケージをインストールしている。2012年の時点でWindowsVista以降のWindowsへの興味を完全に失っており、Windows7はApplication Playerとして割り切って捉えている。

 2016年段階では、2012年当時の事は覚えていない。VirtualBoxの存在もほぼ失念していたはず。2012年にインストールしたFreeBSDは動作していないが、何をどういじって動かなくなったかも覚えていない。2012年時点のようなパッケージは存在していなかったので、まずはKnopixをインストールしようとしている。この時のVirtualBoxは5.16で既にペンギンはいたようだ。但し小太りではなくトンカチも持っていない。VitrtualBoxのアップデートは頻繁で、数度のアップデートを行った覚えがある。

 以下、当時の作業ログ

 FreeBSDのインストールで少しハマった。
 FreeBSDは10.3を使った。Xにはこだわっても仕方がない。余計にややっこしくなるだけだ。
 CD版のISOイメージでも、ダウンロードするのに3時間以上かかった。
 
 その間に、KnopixのISOイメージが手元にあったので、試してみた。新規でVirtualMachineを作成し、クリックしインストールメディアとしてISOイメージを選択するだけで、Knopixが立ち上がり、Ctrl+SPCで日本語入力も可能。Emacsも動いた。ただ、一旦シャットダウンすると、すべてが消えてしまう。シャッタダウンの代わりに状態保存で終了すれば、次回もそこから再開できるが、これでは怖くて使えない。
 
 そうこうしている間に、FreeBSDのダウンロードが終わり、インストール開始。
 面倒なので、すべてデフォルトで作業を進め、Install Finishedに相成ったが、Rebootすると、また一からインストールが始まってしまう。
 おかしいおかしいと思いながら、4~5回インストールを繰り返した。
 
 結局、仮想マシン上にブータブルなCDが残っていて、CDイメージが優先して立ち上がってしまうというオチだった。
 実機なら、インストールが完了された時点で、CDがイジェクトされるのだろうが、仮想マシンでは、そうは行かない。リブート後インストールが始まる前のタイミングで仮想マシンを終了させて、VirtualBoxの設定からCDのISOイメージを排除する必要がある。
 判ってしまえば、確かに納得できるのだが、気がつかずに、時間を無駄にした。
 
 手順としては、
 インストールが終了したら、リブートして、立ち上がる前のタイミングで、VirtualBoxのコンソールから該当仮想マシンの電源をオフし、設定のストレージからCDを除去する。仮想マシンが実行中は、CDの除去はできない。
 
 その後、試しにEmacsをインストールしようとしたが、make install で結構な時間をかけてコンパイルした挙句、filesystem fullで終了してしまった。
 数年間は、限定された範囲だが、Linuxを業務で使っていた事があったのだが、その頃の知識は殆ど失ってしまっている。弄り壊してはインストールを繰り返せば、少しは思い出せるかもしれない。仮想なので気軽に壊せるのは良い。
 
 仮想環境のディスク容量を2GBから8GBに変更して再インストール。
 ユーザー名はmuh、パスワードはfreebsd 安定運用できたら変更する。
 Emcsをpkg installしようとしたら、toolがまだインストールされていないと怒られた。
 
# pkg install editors/emacs-nox11
 を実行
 
 結果として、Emacsのインストール完了。

 

  とりあえず、FreeBSDのインストールメディアのISOイメージを入手すればよいので、FreeBSD-11.1-RELEASE-amd64-disc1.isoをダウンロードする事にした。VirtualMachine用のイメージも存在するが、これはVirtualBoxを対象にしたものではないだろう。また拡張子xoの圧縮ファイルもあるが、解凍手段がない。 

 ダウンロードに時間がかかりそう。気長にいこう。