VirtualBoxへのFreeBSD11.1のインストール (1)

 同じ事で2度悩みたくはないので、前回のログから参考になりそうなところを抜書きしておく。

再)FreeBSD on VirtualBox(3)

ここまでの整理
  1. virutualBoxのインストールはインストーラーに従って作業すれば問題ない。
  2. FreeBSDvirtualBoxへのインストールは、インストール終了後、仮想マシンの電源を切ってから、CDイメージをデタッチする事を忘れない事。インストールしたディスクイメージは、32bit版のCDROMイメージ。
  3. 仮想ディスクの容量は2GBで、OSはインストールできたが、そこから拡張できない。8GBに変更した。(emacsportsからmake installしたら、disk fullになった)
  4. 追加したユーザーは、SUできなかったので、Wheelを追加した。
  5. 10.3では、pkg_addはpkg installに変更されている。
  6. FreeBSDで日本語を使う為に、端末をvtに変更する。/boot/loader.confを追加して、
    kern.vty=vt
    hw.vga.textmode=0
    の2行を記述する。
  7. 日本語フォントを入手する。
    # mkdir /usr/local/share/fonts/vt
    # cd /usr/local/share/fonts/vt
    # fetch http://people.freebsd.org/~emaste/newcons/b16.fnt
    # fetch http://www.wheel.gr.jp/~dai/fonts/jiskan16u.fnt
    # fetch http://www.wheel.gr.jp/~dai/fonts/jiskan16s.fnt
    # fetch http://www.wheel.gr.jp/~dai/fonts/unifont-8.0.01.fnt
  8. rootで、端末から、vidcontrol -f /usr/local/share/fonts/vt/b16.fnt、次に、setenv LANG ja_JP.UTF-8
  9. dateで、日時が日本語表示される。 (但し、時間がずれてしまう。タイムゾーンの問題?)

  vtはターミナルを日本語化するには有効なのだが、開発途上だったようで色々制限があった。11でどこまで完成しているか?

再)FreeBSD on VirtualBox(6) - The kingdom beneath the sea

判った事。
  • FreeBSDはデフォルトでインストールした時点で、sshdは立ち上がっており、リモートログインできる環境が整っている。
  • チャレンジレスポンス認証に対応したクライアントを使いアクセスすると接続できる。
  • VIrtualBox上の仮想マシンで動くFreeBSDにアクセスするには、ポートフォワーディングを使うのが簡単。
  • 現行のVirtualBox5.16では、ポートフォワーディングは設定メニューから簡単に設定できる。
  • 外部から接続する事も可能なはす(ホストマシン側のIP、ゲストポートにアクセスする)
  • 日本語が扱える端末ソフトを使うのなら、FreeBSD側で日本語環境を整える必要はない。

 

 TeraTermからVirtualBoxにシリアル接続しようとして、結果的に断念しているが、これはTCP/IPではFreeBSDが立ち上がって通信が確立する迄、VirtualBoxの状態が仮想コンソールでしか確認できないのが不満だったから。

 仮想コンソールとターミナルソフトの両方が見えていると、ややっこしいのでOS起動時からターミナルソフトで監視できたらなぁという欲求によるもの。

 ホストとゲストの間を仮想COMポートで結びたかっただけ。ゲストOSからホストの物理的なCOMポートを使いたかたわけではない。混同していた可能性もある。

 やりたかったのは、、、

d.hatena.ne.jp

、、、という事。

 2012年にはシリアル通信の話題が豊富だったのだが、最近の話題は見当たらない。

qiita.com