ネットワークの勉強をしなくては

 VirtualBoxのホストがらゲストOSへのリモートログインについてはVirtualBoxとクライアントの設定で済んでしまうポートフォワーディングに頼りきっていたが、これが問題で、もう少し一般的なソリューションを求めるべきかもしれない。

 ポートフォワーディングは一度手順を覚えてしまえば、お手軽簡単で、FreeBSDの設定は、sshdさえ立ち上がってさえいれば、何もやる事がない。但し、これはVirtualBoxの世界の中でこそ成り立つ方法で一般性はない。一般性のない方法で、FTPとかを試そうとするから、難しい事になってしまうので、なるべく一般的な方法でネットワークを実現してやれば、無駄骨も少なくなるはず。

 とはいえ、ネットワークは難解で面倒臭い。難解で面倒臭いのが判っていたので、今でも必要最小限にしか関わってこなかった。だから関わらずに済むのなら、なるたけ関わらないようにしようと避けていたのだが、そういう訳にもいかない。発想を転換する必要がある。

 仮想環境はネットワークの実習にはうってつけなわけで、積極的にいろいろ試して遊んだ方がいい。

 

 実験には、BSD111Aのクローンから、更にすべてのネットワークカードのMACアドレスを再初期化したクローンを作る。仮想マシン名をBSD111A-NETにしておく。

 

 ネットワーク設定 | VirtualBox Mania によれば、初心者にはホストOSと同じように扱えるブリッジアダプターをおすすめとの事なので、それに従う事にする。

 

 ブリッジアダプタとポートフォワーディングが両立できるかどうかわからない。

 本来なら、初期インストールから設定した方が楽かもしれない。

 とりあえず立ち上げてみる。→ 特に問題なく普通に立ち上がった。

 ifconfig で em0 の inet のipアドレスを調べて、RLoginで普通にログインできた。

 思ったより簡単。DHCPなので、IPアドレスが変わる可能性がある事さえ容認すれば、特に問題はない。名前でアクセスできれば、もっと良い。

 

 windowsから、接続できているIPアドレスで、nbtstar -A を試してみたが、ホスト名はみつからなかった。ネットワークにぶら下がっている他の機材についてはホスト名を得る事ができた。但し、IPアドレスで指定すればpingは通る。

 

  ここから先は、ハンドブックに従って、試行錯誤する事にする。

 もしかしたら、現行のハンドブック(パート〓IV.〓ネットワーク通信)より、古い版のハンドブック(PPP - Pedantic PPP Primer)の方が判り易いかもしれない。

 

 rc.confで設定しているhostnameがBSD111Aで重複しているので、BSD111A-NETに変更しておく。(現在のところ、ping BSD111Aとしても通らない。)

 

 今調べているのはDHCPに割り振られたipアドレスにホスト名を割り付ける方法。

 固定IPなら、hostsでよいのだけど、もしくは良く判らない、bind とか unbound ?

  

 古い版では、hostsによるホスト名とIPアドレスの紐付けを説明している。

 

 Windowsからnasneのホスト名を指定してpingを通せるが、FreebsdからはIPアドレスでは通るが、ホスト名では通らない。ホスト名でも例えば www.yahoo.co.jpが相手なら通る。

 

 Windowsは名前の問題を解決しているが、freebsdでは解決できていないという事。但し、windowsからでもfreebsdのホスト名ではpingは通らないし、nbtstar -Aを使ってもホスト名を返さない。

 

 freebsd側でsuしてから、

 # /usr/libexec/ftpd -D

 windowsからのftpは接続できた。

 windowsからのemacsでange-ftpは接続できずにフリーズした。ange-ftpがロードされていないだけかもしれない。trampによるsshは試していない。

 meadowからのange-ftpでは接続できた。

 

 三歩進んで二歩半下がっている。

 

 疲れたから、今日はここまで。