そもそもネットワークって? DHCP, NetBIOS, hosts (BIND, UNBOUND) ... ?
nslookupはdnsが管理している名前空間への問い合わせの為のもので、ローカルドメインは関係ない。
ローカルでのシンプルな解決方法は、hostsファイルによるものだが、IPアドレスが固定になり、DHCPが使えない。市販されているネットワークにぶら下がるタイプのデバイスはDHCPが前提になっており、固定IPで運用できなくはないが、設定がちょっと面倒な事になる。
DHCPでの運用で、IPアドレスとホスト名の一致を実現しているのはNetBIOSで、これはWindowsの機能。
さて、どこから手をつけるか。
方法としては、macアドレスとipアドレスを紐付けた上て、hostsで管理するのが、一番シンプルで確実なのだけど、ネットワークにぶら下がるデバイスが増えるたびにメンテナンスが発生するのが鬱陶しい。
もう少しスマートなソリューションがあると思う。
bindやunboundは、dnsを実現する為の仕組みなんだろうが、勉強不足。
昔ながらの方法なら、NICを2枚持ったサーバーを設置して、一方のNICをダムモデムに繋ぎ、もう一方をハブにつないで、ルーターとして作動させる事になる。
今時、ルーターなら、わざわざ大掛かりなサーバーを用意しないでも、ADSLモデムにも無線LANの為のWifiルーターにも内蔵されている。
たかだか家庭用ネットワークに複数のルーターが介在してくるところに面倒臭さの原点があるのかもしれない。
MN128SOHOを使っていた時代は、ルーターは一台だけで、シンプルな構成だったので、素人に毛の生えた程度の知識でも何とかなったが、ADSLモデムにWifiルーターを接続した時点で、自分で考える事を止め、設定マニュアルに従った手順で、インターネットに接続できれば、それでOKとの発想となった。
ADSLモデムがキャリアからの貸与品で、工場出荷設定にリセットしてしまうと、再接続が保証されないのも手をだしにくい理由だった。ルーターとしての機能はADSLよりWifiルーターの方が信頼性が高そうなのだが、たいした問題もなくインターネットに接続できている状態で、敢てリスクを冒す必要はなかった。
判った事は、生半可にネットからノウハウだけ探してきてどうにかなるものではないという事。基本に立ち返って学習し直す必要がある。
考えてみれば、ATコマンドを端末から直接叩いていた時代の記憶や、ARPANET時代のバケツリレーの例えの解説とかは薄っすら頭の中に残っているのだが、マイクロソフトがネットワークに乗り出しから、ネットワークをマトモに勉強した事がない。
そもそもMN128SOHOでISDN経由でBEKKOAMEに接続する前は、電話の音声回線で接続するアナログモデムを使っていた。当時はまだインターネットが一般的になる前だったが、Windows95が発売されて、なし崩し的にインターネットが一般化した。当時、事務処理用として職場で使っていたのは3270エミュレータだった。
イントラ用のウェブサーバーの開発には関わっていたが、ネットワークに関しては、何ができるかは判っていれば十分で、それを自分で構築する必要はなかった。
煮詰まりそうなので、ちょっと保留にするか?