メモリーが足りない

 E420のメモリーは4GB。Windowsだけで普通に使っている分には過不足ないが、VirtualBoxを使うとなると全然足りない。メモリーはいくらあってもいい。

 HDDは安くなったが、メモリーはあまり安くなっていない。現状は2GB×2でスロットを使い切っているので、増設するなら4GB×2に差し替えるしかない。非推奨だが、8GB×2でも使えない事はないらしい。貧乏性なので、取り外した2GB×2の行く末が不憫でならない。

 

 E420のHDDが不調になった時、T480の購入を考えていた。今後5年から10年使う事を考えると、T480でWindows10に乗り換える事になるのかなと思っていた。T480もメモリースロットは2本。メモリー規格はE420のDDR3に対して、T480はDDR4で8GB×2も選べる。

 E420はHDDの不調は交換で解消したが、電源の不安を抱えている。2年も使えれば上出来だと思っている。メモリーeSATAの増設には躊躇いがある。いずれにせよバックアップ用のマシンは必要。それでT480購入の検討は続けていたのだが、CPU脆弱性の問題もあって、新型のPCを購入するのなら、インテルの対応が終わってからの方が良いのではないかという結論に至った。具体的には、Windows7のサポートが切れる2020年が目安になる。

 バックアップ目的で、Windows10よりWindows7が使い易い。サポートが切れたら、FreeBSD専用マシンにしてしまおうという事なら、中古のPCで良い。以前ほどモバイル性能に拘りはないし、パフォーマンスもE420以上の性能があればよい。

 

 ここに来て、魅力的に思えてきたのが、W530の中古。

 E420は5万円しなかった安物PC。その安物PCが7年間の使用に耐えている。Sadybridgeのパフォーマンスにも不満はない。第八世代のCPUなんて恐れ多くて使えない。IvyBridgeのi7なら、SandyBridgeのi5に明確を差を感じる事ができるだろう。

 W530。中古で43200~74600円。中古でも新品の安物PCが買える値段だが、安物ではない古いPC。

 ディスプレイは15.6インチ。解像度は1920×1080または1600×900。元々の価格が価格だから、安物の液晶パネルは使っていないだろう。E420よりは見易いはず。

 CPUはIvyBridgeのi7。

 E420よりは一世代新しく、ワンランク上のCPU。Windows7最末期の製品。15インチでテンキーなし。E420でさえ使えているのだから、当時の価格で4倍したW530なら十分だろう。USB3.0が使えるのもポイントが高い。

 安物でない所以は整備性の良さ。

 保守部品が流通している。

 日本語キーボードだが、市場には互換品の英語キーボードがまだあるし、バッテリーもある。交換用液晶パネルもAmazonで販売されている。

 M2.スロットがないのは残念だが、mSATAは使える。

 メモリスロットの空きが2つあり、メモリ追加で16GBになる。

 光学ドライブのブルーレイへの換装や、アダプタを介してHDDへの入れ替えが可能。

 Windows10をインストールしても特に問題はないはず。

 4コア8スレッドのi7にGPU搭載なので、現行のi5に見劣りしない程度のパフォーマンスは期待できるだろう。

 いじるのなら、E420よりいじりがいがある。

 

 デメリットとしては、

 大きく重い。

 消費電力が大きい。Core-i7-3740QMのTDPは45W。

 USB3.1/3.2、M2.などの最新デバイスは使えない。メモリーは一世代前。

 保守部品としての冷却ファンが販売されているが77122と非常に高価。壊れたら別の中古品を購入した方が安い。

 

 ノートPC的にも扱えるロケーションフリーなデスクトップだと思えば魅力的な選択。

Samba carnival

 仮想マシンを複数セットアップするのはいいのだけど、データを共有できないのはつらい。VirtualBoxの共有ファイルでいいかなと思っていたのだが、前提となるFreeBSDのGuestAdditionは、FreeBSDでは制限があるようで、上手くいかなかった。

 ネットワークは苦手だ。Windowsが絡んでくると訳が判らないなる。だから共有ファイルに目をつけたのだが、それがダメなら仕方がない。大切な事なので、再確認しておく、ネットワークに関しては、30年以上前に、OSIのレイヤーがどうのこうのという解説書をちらっと読んで以来、その後は場当たり的に対応して、まともな知識は獲得していない。ネットワークは苦手だし興味はない。

 どうせ、プライベートなネットワークなのだから、ftpとかtelnaetとかnfsとかrsyncとかを有効にして誤魔化した方が、それっぽくていいのだけど、NASの必要性は感じている。出来合いのものを買ってくるという手もあるが、柔軟性を考えると自分でなんとかした方がいい。

 

 というわけで、共有ファイルの代わりにSamba用の仮想マシンを立ち上げる。

 unboundの設定で、ネットワークに対する無知さを痛感した余韻がまだ残っている状態で、Sambaに興味を持つ事は悪い事ではない。Windowsのネットワークというより、市販されているネットワークにぶらさがるタイプのデバイスへの対応と考えれば、納得できない事はない。

 

 これを機会にネットワークに興味を持てればいいのだけれど、、、。

 

 FBSD111C-NOXのリソースを制限してみた。

 メモリーを512KBに減らしてもそこそこ動く。1CPUで使用率制限を50%にすると、モッサリ感は出てくる。uim-fepの立ち上がりまで30秒くらい待たされる。Emacsのファイルの読み込みも一呼吸待たされる感じだが、使えないわけではない。ZaurusEmacsと同等か少しマシ程度。BBBとかラズパイで運用したら、これくらいか。

 ここまで絞れば、仮想マシンの3つくらいは、同時に立ち上げる事も可能だろう。

 

 Samba用の仮想マシンは、FBSD111C-NOXをクローンして作成する。uim-fepは必要ないのだが、わざわざアンインストールする必要はないだろう。

 

 Samba3からSamba4になって、色々変わったらしい。パッケージにSamba3は見当たらない。

 ActiveDirectoryとDomainControllerなんか好きじゃないし、良く知らない。個人のネットワークには必要ないのだけど、これも時代の流れ。手を出すのが、ちょっと遅すぎた。

 

 公式のサポートページはこちら→Setting up Samba as an Active Directory Domain Controller - SambaWiki

 

 パッケージからのインストールは特に何のアラートも出ず無事終了したが(# pkg install samba48)、設定が面倒臭そう。

 

 エンタープライズ規模の大袈裟なものではなく、もっとプライベートなシステムを目指しているのだが、NASのセットアップを考慮すれば、避けて通れない。FreeNASとかはどうなっているのだろうか?

 

 ちょっとだけググって、印象としては、現状ではFreeNASよりNAS4Freeの方がユーザーフレンドリーな感じ。ARM系に対応しているのもいい。

 

NAS4Freeをインストールして中古PC/サーバでNASを作ってみよう:中古PC活用 - @IT

 

互換性リストでVirtualbox 3は問題なしになっているので、たぶん大丈夫だろう。

 

NAS4Free-x64-LiveCD-11.1.0.4.5321.isoをダウンロード。

Install from scratch:

=====================

Download NAS4Free livecd or liveusb and boot from it. The compressed LiveUSB.img.gz needs to be extracted first before you can write it to usb media, You can use it with Win32DiskImager or other tool. Press 9 for the install menu, we recommand an embedded installation, never an direct dd.

 

 最初はテストなので、仮想マシンの設定は適当。ストレージは可変容量で32GBの可変容量にした。

 virtaulboxを32bitのままでセットアップしたら失敗。

 →母艦のBIOSでvirtualizeをenableに変更したら、64bitが選択できるようになる。

 

 インストールはごく適当。DHCPは使わず、固定アドレス192.168.0.50。

 windowsからは設定した固定アドレスにブラウザでアクセスすると、ログイン画面が表示される。

 

 セットアップは難しくないが、設定は知識がないと無理。

 素のFreeBSDから、nas4freeまで持って行ける気はしない。素直にnas4freeをインストールして、使い方を覚えた方がいい。

 

 windowsからnas4freeへは設定画面は開くのだが、ネットワークドライブは開かない。 ディスクの追加あたりで手順と操作を間違えたか?

 

 sshでの接続は、httpの設定画面でユーザーを追加して、サービスsshの設定を終えると可能にはなるのだが、/etc/groupでユーザーをwheelに追加しても、再起動すると修正が無効になっている。

 

 nas4freeは凝ったフィルシステムで以下のようになっている。

$ df -h
Filesystem Size Used Avail Capacity Mounted on
/dev/md0 120M 90M 30M 75% /
devfs 1.0K 1.0K 0B 100% /dev
/dev/md1 719M 588M 131M 82% /usr/local
procfs 4.0K 4.0K 0B 100% /proc
/dev/md2 496M 4.9M 481M 1% /var
tmpfs 256M 48K 256M 0% /var/tmp
/dev/ada0p2 953M 239M 714M 25% /cf
$ cat /etc/fstab
/dev/ada0p2 /cf ufs ro 1 1
proc /proc procfs rw 0 0
$ gpart show
=> 40 134217648 ada0 GPT (64G)
40 1024 1 freebsd-boot (512K)
1064 7128 - free - (3.5M)
8192 2097152 2 freebsd-ufs (1.0G)
2105344 2097152 3 freebsd-swap (1.0G)
4202496 130007040 4 freebsd-ufs (62G)
134209536 8152 - free - (4.0M)

 インストールはLiveCDから行うが、稼動時のFreeBSD環境イメージはメモリーディスク上に構築されている。ブートに時間がかかるが、二段階で行われているのか?

 メモリーディスクの内容は書き戻される事はないので、FreeBSDの世界で設定ファイルを書き直しても、リブート時は無効になっているという事か。客の入れ替えで、システムイメージをリフレッシュするネカフェのPCと同じ理屈。

 

 ディスクマネージメント辺りとユーザー設定辺りでごちゃごちゃやっているうちに、ネットワークドライブとして使えるようになった。WindowsEmacsやメモ帳でも\\から始まるIPを指定してやれば、読み書き可能。

 ただいちいちiPで呼び出さないと出てこないのは少し不便。Windowsの仮想環境上のNASにホストのWindowからのストレージと使っても何の有り難味もない。あくまでも、仮想マシン群との間での共有ファイルとして使えなければ意味はない。

 とりあえずパイロットマシンとして、もう少し使ってみる。少なくとも仮想マシンの方から共有ファイルにアクセスできるところまで。

 

 mount_smbfs でマウントできるらしいのだけど、、、

mount_smbfs - FreeBSDでデスクトップ&サーバー - アットウィキ

 とか

FreeBSD側からsambaでマウントする - 睡眠不足?!

 とか、試してみたけど上手くいかない。

 

 Windowsで接続できているのだから、何とかなると思うのだけれど、、 

 

 pingは通っているし、パスワードは微妙だけどsshでも接続できる。(設定したはずのパスワードでは接続できず、デフォルトのnas4freeで接続できた。)

servername が特定できないと返ってくる。

 

日本語訳されたマニュアル→MOUNT_SMBFS(8) - システム管理コマンド - YOS OPENSONAR

テーマが無ければ夢中になれない

 完璧なFreeBSDマシンのセットアップに成功したところで、使い道がなければ仕方がない。

 テキストエディターとしては、mozc-emacsは使える。変換効率も速度も問題はない。それを何に使うか?

 セットアップの為のセットアップでも別に構わないのだが、今からビジネスを始める気はないし、FreeBSDのセットアップでビジネスチャンスはない。

 じっくり使うには、WindowsよりもLinuxよりもFreeBSDが良いと思ったのだが、じっくり何をするかまでは十分検討していなかった。

使わないモノはもちろん、判らないモノは使わない方がいいのだけれど、

 全てを判ったものでなければ使わないとなると、使えるものが無くなってしまう。

 せめて、使い慣れたものを使いたい。

 

 (package-initialize) が、必要かどうか。

ja-uim-mozc-2.20.2677.102.02_8
Name : ja-uim-mozc
Version : 2.20.2677.102.02_8
Installed on : Sun Apr 8 19:11:18 2018 JST
Origin : japanese/uim-mozc
Architecture : FreeBSD:11:i386
Prefix : /usr/local
Categories : japanese
Licenses : BSD3CLAUSE
Maintainer : hrs@FreeBSD.org
WWW : https://github.com/google/mozc
Comment : Mozc engine for uim
Shared Libs required:
libuim.so.8
libuim-scm.so.0
libprotobuf.so.15
Shared Libs provided:
libuim-mozc.so
Annotations :
FreeBSD_version: 1101001
repo_type : binary
repository : FreeBSD
Flat size : 867KiB
Description :
Mozc is a Japanese Input Method Editor (IME) designed for multi-platform
such as Chromium OS, Windows, Mac and Linux. This open-source project
originates from Google Japanese Input.

WWW: https://github.com/google/mozc 

 

ja-mozc-server-2.20.2677.102.02_8
Name : ja-mozc-server
Version : 2.20.2677.102.02_8
Installed on : Sun Apr 8 19:11:10 2018 JST
Origin : japanese/mozc-server
Architecture : FreeBSD:11:i386
Prefix : /usr/local
Categories : japanese
Licenses : BSD3CLAUSE, NAISTL
Maintainer : hrs@FreeBSD.org
WWW : https://github.com/google/mozc
Comment : Mozc Japanese Input Method, Server
Shared Libs required:
libprotobuf.so.15
Annotations :
FreeBSD_version: 1101001
repo_type : binary
repository : FreeBSD
Flat size : 21.1MiB
Description :
Mozc is a Japanese Input Method Editor (IME) designed for multi-platform
such as Chromium OS, Windows, Mac and Linux. This open-source project
originates from Google Japanese Input.

WWW: https://github.com/google/mozc

 

$ pkg info ja-boiled-mozc-emacs25_nox
ja-boiled-mozc-emacs25_nox-0.7_4
Name : ja-boiled-mozc-emacs25_nox
Version : 0.7_4
Installed on : Sun Apr 8 21:34:11 2018 JST
Origin : japanese/boiled-mozc
Architecture : FreeBSD:11:i386
Prefix : /usr/local
Categories : japanese editors elisp
Licenses : BSD2CLAUSE
Maintainer : ume@FreeBSD.org
WWW : https://github.com/tadanagao/boiled-mozc
Comment : Wrapper to mozc.el that offers modeless ("boil"ed) input style
Annotations :
FreeBSD_version: 1101001
flavor : nox
repo_type : binary
repository : FreeBSD
Flat size : 19.4KiB
Description :
boiled-mozc.el wraps("boil"s) mozc.el to offer modeless input style,
where you can type a Romaji sequence without activating the Mozc input
method and then just hit \M-o or \C-o to obtain its Hiragana and
Kana-Kanji conversion, respectively.

To use `boiled-mozc.el`, just add the following code into your `.emacs`:

(autoload 'boiled-mozc-rK-conv "boiled-mozc"
"Romaji to Kana-Kanji conversion" t)
(autoload 'boiled-mozc-rhkR-conv "boiled-mozc"
"Romaji to Hiragana conversion" t)
(global-set-key "\C-o" 'boiled-mozc-rK-conv)
(global-set-key "\M-o" 'boiled-mozc-rhkR-conv)

WWW: https://github.com/tadanagao/boiled-mozc

 

ja-mozc-el-emacs25_nox-2.20.2677.102.02_8
Name : ja-mozc-el-emacs25_nox
Version : 2.20.2677.102.02_8
Installed on : Sun Apr 8 21:34:11 2018 JST
Origin : japanese/mozc-el
Architecture : FreeBSD:11:i386
Prefix : /usr/local
Categories : japanese elisp
Licenses : BSD3CLAUSE
Maintainer : hrs@FreeBSD.org
WWW : https://github.com/google/mozc
Comment : Emacs input method for Mozc
Annotations :
FreeBSD_version: 1101001
flavor : nox
repo_type : binary
repository : FreeBSD
Flat size : 82.2KiB
Description :
Mozc is a Japanese Input Method Editor (IME) designed for multi-platform
such as Chromium OS, Windows, Mac and Linux. This open-source project
originates from Google Japanese Input.

WWW: https://github.com/google/mozc 

 

FBSD111C-NOXのセットアップ

 FBSD111Cのクローンから新規にセットアップし直してみる。

 仮想マシンのセットアップにも飽きてきたので、とにかく実用的に使えるセットアップを目指す。

 ややっこしいので、NOX11は排除した方がいい。NOXが確立すれば排除する。

 

  • freebsd-update fetch
  • freebsd-update install
  • pkg update
  • pkg upgrade →

    The following 1 package(s) will be affected (of 0 checked):

    Installed packages to be UPGRADED:
    pkg: 1.10.3_1 -> 1.10.5

  • portsnap fetch update
  • ホスト名の変更
  • reboot
  • pkg install ja-uim-mozc | & tee log

 インストール終了後、気休めに/etc/rc.confに /usr/local/bin/mozc startを追加。

  • reboot 
  • ~/.uim を作成
  • uim-fepの動作を確認(あいかわらず起動は遅い。/usr/local/bin/mozc startは費必要ないかも
  • # pkg install ja-boiled-mozc-emacs25_nox | & tee log_pkginstall ja-boiled-mozc-emacs25_nox

 biiled-mozcっていうのが、ナニモノか判らない。ググると、

GitHub - tadanagao/boiled-mozc: A wrapper to mozc.el that offers modeless ("boil"ed) input style

 

ゆでもずく!

A wrapper to mozc.el that offers modeless ("boil"ed) input style.

とあり、更に

To use boiled-mozc.el, just add the following code into your .emacs:

(autoload 'boiled-mozc-rK-conv "boiled-mozc"
  "Romaji to Kana-Kanji conversion" t)
(autoload 'boiled-mozc-rhkR-conv "boiled-mozc"
  "Romaji to Hiragana conversion" t)
(global-set-key "\C-o" 'boiled-mozc-rK-conv)
(global-set-key "\M-o" 'boiled-mozc-rhkR-conv)

とあったので、追加。

そのまま試してみても、mozcは有効ではなかったので、一旦リブート。

リブートしてもmozcは無効っぽい。

 

以下の~/.emacs.d/init.elでmozcが有効になる。FBSD111C-DOCから持ってきたが、元々が何処から持ってきたか憶えていない。

% cat ~/.emacs.d/init.el
;; Added by Package.el. This must come before configurations of
;; installed packages. Don't delete this line. If you don't want it,
;; just comment it out by adding a semicolon to the start of the line.
;; You may delete these explanatory comments.
(package-initialize)

(set-language-environment "Japanese")
; 極力UTF-8とする
(prefer-coding-system 'utf-8)
(setq default-input-method "japanese-mozc")
(global-set-key (kbd "C-o") 'toggle-input-method)

;;Setting for boiled-mozc
;
(autoload 'boiled-mozc-rK-conv "boiled-mozc" "Romaji to Kana-Kanji conversion" t)
(autoload 'boiled-mozc-rhkR-conv "boiled-mozc" "Romaji to Hiragana conversion" t)
(global-set-key "\C-o" 'boiled-mozc-rK-conv)
(global-set-key "\M-o" 'boiled-mozc-rhkR-conv)

boiledは必要ない気もする。 

 

uimの設定、uim.elから一時撤退

 ja-mozc-el-emacs25-2.20.2677.102.02_8 Emacs よりも、ja-uim-mozc-2.20.2677.102.02_8、emacs-nox-25.3_3,3、uim-el-emacs25_nox-1.8.6_6の3つをインストールした方がいい(少なくとも、ja-mozc-el-emacs25だけでは、uim-fepは使えないし、どこから手をつけていいのか判らない。)と思ったが、、、

 「きょうとふ」で変換すると、「共妬婦」になる。

 変換候補に「京都府」は入っているのだが5番目。

 

 annnaiが「あんんない」になるのも困る。

 カタカナへの変換手段がわからない。

 

 無理してmozcを使わなくてもAnthyでいいのではないという気になってきた。

 

 ja-mozc-el-emacs25では、この辺の問題は解決されていて、特に不便は感じない。

 

 uim-fepの入力では「nn」は「ん」に変換されるし、「きょうとふ」は「京都府」になる。という事は、init.elの記述に問題があるのか?

 あと、カタカナに変換できないのは、USキーボードを使っているからという事があるのかもしれない。キーアサインを変更すれば、なんとかなるのか?

 

 X前提の情報が多くて、CUIの情報がほぼない。隔靴掻痒の感が拭えない。 

 

 uim-fepで動作確認して、emacsに戻ると、何故か不具合が解消していた。しばらく弄り回しているうちに、ちゃんと動くようになるというのは、ja-mozc-el-emacs25の時も経験したような気がするが、そういう仕様なのか?uim-fepからの入力だった)

 

 一瞬、もしかしたら、uim-fepを残したまま、emacsに入るのが正しいのかもと思ったが、そんなわけはない。

 

 init.elでuimを指定しているが、mozcを指定していないから、、、

 lameで設定しても、Can’t activate input method ‘japanese-mozc-uim'

が帰ってくる。

 

Mozc - ArchWiki

>>

上記のパッケージでは、PKGBUILD の中に特定の機能を有効化・無効化する定義が含まれていることがあります。特に、emacs パッケージをビルドする場合は _emacs_mozc 行をアンコメントする必要があります:

## If you will be using mozc.el on Emacs, uncomment below.
_emacs_mozc="yes"

 

  ポートからインストールしてみる。

 前回、uim-mozcのポートからのインストールを試みて失敗している。今回はパッケージでインストールされている上からのポートからのインストール。

====> Compressing man pages (compress-man)
===> Installing for ja-uim-mozc-2.20.2677.102.02_8
===> Checking if ja-uim-mozc already installed
===> ja-uim-mozc-2.20.2677.102.02_8 is already installed
You may wish to ``make deinstall'' and install this port again
by ``make reinstall'' to upgrade it properly.
If you really wish to overwrite the old port of ja-uim-mozc
without deleting it first, set the variable "FORCE_PKG_REGISTER"
in your environment or the "make install" command line.
*** Error code 1

Stop.
make[1]: stopped in /usr/ports/japanese/uim-mozc
*** Error code 1

Stop.
make: stopped in /usr/ports/japanese/uim-mozc

make deinstall, make reinstallを試してみる。

 

 uimは正常からどうかは判らないが、とりあえず動いている。

 uim-fepで、uim-mozcは動いている。

 uim.el で、Can’t activate input method ‘japanese-mozc-uim

 

uim.elのインストールのメッセージでは、

Installing ja-uim-mozc-2.20.2677.102.02_8...
To activate uim-mozc, please add the following into ~/.xinitrc,
~/.xsession, or ~/.kde4/env (for KDE4):

export GTK_IM_MODULE=uim
export QT_IM_MODULE=uim
export XMODIFIERS=@im=uim
export XIM=uim
/usr/local/bin/mozc start
uim-xim &

となっているが、~/.xinitrc, ~/.xsession, or ~/.kde4/env (for KDE4):は、 CUIで運用するつもりなので、関係ないような気がする。

 /usr/local/bin/mozc startは手動で実行可能なのだが、これだけををrc.confに書いても意味ないだろう。

 

  逃避的な解決方法は、mozc-emacsuim-fepを共存させる方法。uim-fepemacsを使うよりはマシ。コマンドラインから日本語入力を使う機会は滅多になりので、emacsを優先させるしかない。

 

 

FBSD111C-EMACS ここまでのマトメ

 FBSD111C-EMACSについて

 ホスト名をこれにしたのは、ABC順で名前をつけているから。

 この前にセットアップしたのはFBSD111C-DOCだった。

 とりあえず、Emacsがマトモに使えれば良しとする意味もある。

 この後に、NOX11とDEVもセットアップしたが、この2つは近いうちに除去する。

 

 FBSD111Cのクローンからセットアップした。

 FBSD111Cは10GB+10GBのSATAドライブでセットアップしている。

 パーティションはハンドブックにある「伝統的なファイルシステム」に準じている。

 ホストとの接続はブリッジ接続、DHCPによらず固定IPで運用している。

 Unboundが動いている。dnsにはキャリア指定のIPアドレスを設定している。

 root、追加ユーザーともにシェルはtcshを使用している。

 (Shell Script入門 ~tcsh~ - mkakhの部屋にsch/tcshによるシェルスクリプトのリスクが述べられているが、好みの問題でbashの記法が好きになれない。スクリプトを書く必要があるのなら、perlを学習すべきかもしれない。)

 

 pkg install したのは、

  • ja-uim-mozc-2.20.2677.102.02_8
  • emacs-nox-25.3_3,3
  • uim-el-emacs25_nox-1.8.6_6

 ja-uim-mozc-2.20.2677.102.02_8をインストールすると大量の依存モジュールが導入される。emacs-nox-25.3_3,3とuim-el-emacs25_nox-1.8.6_6については、依存モジュールは導入されなかった。

 

 ja-uim-mozc-2.20.2677.102.02_8をインストール後、~/.uim を作成して、以下を記述すると、uim-fepuim-mozcが使える。

;; toggle input method key configuration
(define-key generic-on-key?
'("<Control>\\" "<Alt>zenkaku-hankaku" "zenkaku-hankaku"
"Henkan_Mode" "<Shift> "))

(define-key generic-off-key?
'("<Control>\\" "<Alt>zenkaku-hankaku" "zenkaku-hankaku"
"Henkan_Mode" "<Shift> "))

 uim-mozcが有効になるまで、数秒待たされる。抜ける時はexitで抜けられる。

 emacs-nox-25.3_3,3は素のemacsだが、uim-fepを使えば日本語入力は可能。

 但し、uim-el-emacs25_nox-1.8.6_6をインストールし、~/.emacs.d/init.elに以下を記述する。

;; uim.elを読み込む
(require 'uim)
;; Emacs起動時に読み込んでほしくない場合は、上記をコメントアウトし、
;; 代わりに下記の行をアンコメント
;;(autoload 'uim-mode "uim" nil t)

;; uim-modeをトグルするためのキーバインド(C-oを使う場合の例)
(global-set-key "\C-o" 'uim-mode)

 以上で、emacsuim-mozcが何かと便利になる。

 

 w3eはeewで代替できるのでインストールしない。

 uimの設定はもう少し詰める必要がある。mozc-emacsでは出来るC-iでカナが出ないのは不便。