W530日記:Delphi starter edition と Delphiの思い出

 Razarusをインストールしたはいいが、どこから手を着けていいか判らず、そういえばDelphiの無料版があった事を思い出してインストールを始めた。

 

 DelphiはTurboPascalの時代から使っていた。とはいえ、つかず離れずといった感じで玩具にする感じ。マトモに動くプログラムを書いたのは2回だけ。

 最初は、TurboPascal時代で、自分だけが使う業務用のプログラム。DBから取得したCSV形式のデータをサマリーした上で書式化して印刷出力するだけのプログラムだが、これが完成したお陰で、本来丸一日掛けても完成が覚束ないはずの帳票が、30分で出力されて、自分でも驚いた。

 通常業務に時間的余裕ができたので、開いた時間でプログラムを拡張し続けていたら、2万行程度のプログラムになって、自分でもわけが判らなくなった。

 その次に書いたのは、情報系のデータをグループで確認する為のプログラム。この時はDelphiを使った。簡単なDBのクライアントのようなもの。一時的な使用だったので、結構面白い出来上がりだったのだが、書きっぱなしになってしまった。

 

 本来は趣味の分野で使いたかったのだが、家に帰ってまで、プログラミングで時間を潰す余裕はなかったので、プライベートでは未完のプログラムばかり書いていた。

 自分で作ったプログラムは、自分しか使い方が判らず、自分が使い方を忘れてしまえばそれまで。だから、あまり凝ったプログラムは書かない方がいい。

 Delphiは結構気に入っていて、2000年代初頭まで使っていたが、.NETに対応した時、手持ちのマシンではIDEがマトモに動かなくなって、そこで使うのをやめた。別にDelphiが悪かったわけではなく、必要ならマシンの方をアップデートすれば良かっただけの話だが、その時は既にWindowsに対する興味を失っていた。

 

 それはそうと、Delphi starter editionをダウンロードしてインストールしたが、レジストがうまくいかない。何故に?