BSD111A のここまでのまとめ
おそらく起動時のサービスとして、local_unboundにチェックを入れてしまった為にリソースのリポジトリに辿り付けなくなってしまったのが、間違いの元。
- 最初にインストールした11.1は、'FreeBSD-11.1-Release'だが、これはインストールの手順で、起動時サービスの設定をスキップしたらしい。sshdが立ち上がっていなかったり、追加ユーザーのホームディレクトがなかったり、色々不具合はあったが、手動で修正した。freebsd-update fetchなどの操作には問題がなかった。
- そのまま使うのも、後になって自力で修復不可能な不具合がでてくると嫌なので、納得できる形に再インストールしようとしてセットアップが、欲張ってファイルシステムの構成に凝ってしまったのが、失敗の始まり。
MBR以外のファイルシステムを試そうとして、ZFSを試してみたが、難易度が高い上、シミュレーションとしてなら仮想環境で試す意味はあるかもしれないが、運用上は意味がないので断念した。 - FBSD1STで、これはドライブを2つに分けた上で、MBRではなくGPTベースでパーテーションを切り、ハンドブックにあった伝統的なファイルシステムに準じた構成にした。
完璧を期したつもりだったが、どうせなら全部盛りという馬鹿な判断をして、freebsd-update fetchができず、ここで嵌ってしまった。 - FBSD1STをシングルディスクの構成でセットアップしたのが、FBSD111_0。その後、10.4をインストールしてみたり、10.3迄戻して再インストールして、ようやく原因に気がついた。嵌る時はこんなもの。関心の対象が絞りきれていなかったのが敗因。今回はファイルシステムの構成に注意が行き過ぎた。
- 最終的にセットアップしたのはBSD111A。シングルディスク20GBの設定で、ハンドブックに掲載されている「伝統的なファイルシステム」に準じたGPTのファイルシステム。起動時サービスは、インストーラーのデフォルトどおり、具体的にsshdとdumpdevはチェック。local_unbound, moused, ntpd, powerdは無視。但し、インストールするモジュールはデバッグ関係やソースも含めて全てインストールした。
- インストール後やった事は、
追加ユーザーのwheelへの追加
freebsd-update fetch
freebsd-update install
pkg update
portsnap fetch
portsnap extract
portsnap fetch update
pkg upgrade
VirtualBoxでBSD111Aのクローンを作成
最初の portsnap fetch と portsbap extract はとても時間がかかる。インストーラーのモジュールにportsが含まれているので、もしかしたら二度手間めいた事をしているのかもしれないが、それを確認する余裕はなかった。