FreeBSD 再々々々入門

 初めてFreeBSDを使おうとしたのは、もう20年くらい前になるかもしれない。

 

 Libretto50というポケットに入るPCにインストールした。インストールは成功したのだが、OEMWindows以外では、ハイパネーションから復帰する際にシステム領域を破壊してしまう致命的な問題があり、この現象を排除できないまま廃棄してしまった。

 数年後、デスクトップ機にクリーンインストールした。これはWindowsへの反発から。その頃は、自宅でインターネットを眺めているぶんには、WindowsだろうがFreeBSDであろうが関係なかった。

 しばらくは日常的に使っていたが、この頃の事はあまり記憶に残っていない。雑誌か何かの付録についていたDVDを使ってインストールし、自宅でインターネットを眺める程度にしか使っていなかったような気がする。

 

 その後、勤め先の業務変更で、サーバーの開発と維持管理を担当するようになって、Linuxを仕事でLinuxを使うようになった。10年少し、その仕事を続けたが、日常的な作業はJSP絡みで、サーバーの設定管理は業者任せだった。

 手元にLinuxワークステーションがあり、それは自由に弄れた。バンドルされていたのはRedHatだったが、Fedoraに入れ替えたりしていた。

 FreeBSDには興味を持ち続けていたのだが、Javaの対応が遅れており、見送った覚えがある。

 

 退職して、当時の記憶が薄れつつある。このままでいれば、あと数年で完全に忘れてしまうだろう。すべてを記憶の彼方に追いやってしまうのは、我ながら少し惜しいので、再度学習し直す事にした。

 それより、今後Windowsを使い続ける自信がなくなってきた。Windows8以降、わけがわからないし、ユーザー認証も鬱陶しくなっている。なるべくブラックボックスは使いたくない。

 

 当面の目標は、VirtualBoxFreeBSDをインストールし、日本語でEmacsを使う事。