DiskWizardのインストール

 DiskWizardはAcronics True imageのOEM版で機能制限のあるサブセットらしい。TTrue imageは、Amazonでパッケージ版が販売されていて、2017版が2480円、2018版が4536円。

 DiaskWizardの現行バージョンは、18.0.6036。製品版とOEM版の決定的な違いはOEM版はSeagateのHDDが装着されいなければ使えないという制限がある。また製品の方はダウンロード版以外にパッケージ版が存在おり、ブータブルディスクも付属しているらしい。

 マニュアルのPDFをダウンロードして読んでみたが、現物がないといまいち良く判らない。

 とりあえず、DiskWizardをインストールしてみる事にした。SeagateサイトからDiscWizardSetup-1806036.jp.exeをダウンロードし、実行するとインストールが始まる。インストールが終了すると、そのまま実行できる状態になっている。インストール場所の確認はなかったが、"C:\Program Files (x86)\Seagate\DiscWizard\DiscWizardLauncher.exe"にインストールされていた。

 ブータブルレスキューメディアを作ってみた。

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 ブータブルなUSBメモリーの作成に成功し、USBメモリーのDiskWizardの立ち上げに成功した。手近にあった8GBのメディアを使ったが、CD-Rの容量を意識しているのか、459.8MBという控えめな容量。システムはLinuxベースらしく、ハードウェアによっては不具合が発生する事もあるらしい。E420は特に問題もなく、トラックポイントはマウス代わりに使えた。

 DiskWizard以外にシステムレポートを書き出す機能もある。ちょっと時間がかかるが、終了すると結果をUSBメモリーのroot directoryに書き込んでくれる。どっちというとエンドユーザーよりサービスエンジニア用の機能。Acronicsの製品版では、Acronicsプラグインを含むWinPEベースのメディアが作れてハードウェアの互換性が向上するとの事だが、Linuxベースのメディアで問題なければ必要ない。