Pacal再入門:覚えている事いない事

 TurboPacalの頃は、スクラッチからコードを書くしかなかった。

 Delphiでは雛形が用意されていたので、それを拡張する事でプログラムを組み上げていた。何もしなくても、骨格は出来上がっていたので、あまり考える事もなかったし、骨格以外の構造が必要になった時は、その時調べてなんとかし、以降はその時のリソースをコピペして利用していた。良くも悪くも泥縄式。慣れでなんとかしていた。

 過去に書いたソースが残っていれば、なんとかなるかもしれないが、当時のPCはスクラップ同然で押入れに積み上げてあり、そこから探し出す気にはなれない。

 

 思っていた以上に、Pascalのスキルは失われている。プログラミング言語としての普遍的な部分についてはなんとかなる。組み込みの変数や関数についてはレファレンスを見ればなんとかなる。問題はPascal独自の構造。愕然とするほど覚えていない。これは本当に初歩から学習し直さなければならない。

 救いは、何ができて何ができないかについては、漠然と覚えている事。それだけでも、Pacal再入門の価値はある。今更、できる事とできない事の区別もついていないようでは間に合わない。

 

 当面、fpc+emacsの環境で、TurboPascalを使っていた当時のレベルまで回復する事を目指す。int21のシステムコール等は範囲外とする。